参院選が終わって
これまで選挙を疎かにしたことはないがだからといってやたらムキになることもなく、投票にも、喩えれば下駄をがらがら鳴らしながらのんびり夕方ぎりぎりに行く、という感じだった。
それが今回は妙にムキになって朝、地区の清掃が終わると継母におやつを出しておいて、大急ぎで投票所に駆け付けた。
なんか、焦りがあった。憲法のことです。今回の選挙をいいかげんにしたら憲法がおかしいことになるんじゃないか、という不安のこもった焦り。
夜中までテレビを観て、結果がほとんど出たところで、「あぁあ、こういうことか。結局、国の流れは国民が作るってことだなぁ・・・」と独りごちて二階にあがった。
実際のところ本音をいえば、自分の願う流れが、”正しい”かどうかはわからないと思うものがある。
憲法のことにしろ、原発のことにしろ、動物問題にしろ、そのほかの教育や介護などなどの社会のことにしろ、自分の発言は正しいんだ、というパッションをひそめているが・・・。
生きていることに自信がなくて寂しいんですよね。選挙の結果を見ながら、ますますその感が強くなっている。困ったもんだ、おばあちゃんのこと、猫たち犬たちのこと、息子たちのこと、私なりに前途明るく責任果たさなくちゃいけないこといっぱいあるっていうのに、サ。